今回の東京コラボ中国語通訳の派遣実績は「介護施設、老人ホーム視察の通訳」です。

最近は中国から、世界一の高齢化国家で介護先進国でもある、日本の介護施設への見学者が増加しています。

現在、中国も高齢化が進み、60歳以上の高齢者人口は24億人を超えて、全人口の17%を占めています。

さらに一人っ子政策の影響もあり、日本以上のスピードで高齢少子化が進むと予測されています。

また社会保障制度の整備が不十分で、高齢者の介護費用は自己負担のため、介護サービス市場は急速に拡大しています。

今までの介護施設は見た目の豪華さなどのハード面重視でしたが、最近は入居者の自立支援や快適さなど、ソフト面が重視されてきています。

このような背景もあり、ソフト面で進んでいる日本の介護サービスを勉強したい中国の介護事業者が増えています。

今回も上海、蘇州エリアで老人ホームを運営している介護関係者の視察ツアーの中国語通訳で、入居者の自立支援で有名な都内3施設を視察されました。

また質疑応答では、「介護食」「入浴」「おむつ」「リハビリ」など、どのように個人の尊厳を守りながら、自立支援するかについて活発な質問がありました。

施設のスタッフの方からも、「日本の介護サービスの良いところを再認識できた」「中国の事情を知って刺激を受けたと」との声もいただきました。

今回担当した通訳も、中国に年配の父母がいるため、今後の介護について、非常に勉強になったと言っていました。

最近はこのような介護施設、在宅介護、バリアフリーなど、高齢者の福祉に関する中国語通訳のご依頼が増えています。

それ以外の業種でも対応可能ですので、東京エリアで中国語ビジネス通訳をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

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