最近、日本の不動産を購入する中国人富裕層のニュースをよく見かけるようになりました。

マンション・ホテル・別荘。勢い増す中華マネーの日本買い(週間ダイヤモンド)
http://diamond.jp/articles/-/9006

日本の不動産を買う中国人富裕層、中国人向け別荘は即完売(サーチナ)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0713&f=business_0713_083.shtml

確かに上海在住の中国人からも、日本のマンションを購入したいという話はよく聞きます。

今の中国のマンションは以下のような問題があります。

1.今の中国の不動産価格は高すぎる
2.バブルなので下がる可能性も大きい
3.利回りも低いので投資にならない
4.法律がよく変わるため今後の税制も不明
5.70年の使用権で所有権ではない

それに比べると今の日本のマンションは・・・

1.適正価格で中国より割安感がある
2.今後も大幅に下がる可能性は低い
3.中国よりちょっと狭いが、品質は高い
4.割安なため、利回りは中国より高い
5.法律の変化も無く、所有権も確立している

ちなみに外国人が日本でマンションを買う場合、ローンは難しいですが、一括払いならあまり問題ありません。

たとえば上海の中心部や地下鉄沿線のマンションを売ると、東京通勤圏の中古マンションを2件買えるくらい金額を手にすることができます。

特に富裕層でなくても、マンションを複数持っている人は多いので、そういう人にとっても日本のマンションは買いやすくなっているようです。